地域生活を考えよーかい

地域生活を考えよーかい

鴻小だより 第42号

掲載日:2004年1月27日
発行:伊丹市立鴻池小学校校長
溝淵 裕一 メール
文責:鴻池小学校PTA会長
李 国本 修慈


1.美しい心・江戸しぐさ(再話)

−毎日地新聞「余録」から−
11月の全校朝礼で「江戸しぐさ」の話を紹介しました(「鴻小だより」33号)が、同じように考える人が多いらしく、1月22日付の毎日新聞「余録」で取り上げていました。

▼「近ごろ町を歩けば人とよくぶつかる。老化して動きが鈍くなったせいかと思ったら、どうやら違う。人と人の衝突は繁華街でやターミナル駅で多発し、隠れた社会問題になっているらしい。

▼一日に70万人が乗り降りする東京駅では、人とぶつかって転倒した負傷者が週に5〜6人は構内の旅行者救急救援センターに担ぎ込まれる。足を骨折したり、頭を強打して救急車で運ばれるケースも珍しくない。衝突が暴力ざたに発展するケースも増えており、事態は深刻だ。

▼負傷者が目立ち出したのは、同センターによれば3年前から。自分が進むことばかり考え、相手を避けようとも道を譲ろうともしない人が多くなったせいだ。携帯電話やヘッドホンステレオの普及も影響している。車輪付きバッグの流行も困りもので、年明けもお年寄りがエスカレーターで足下をすくわれ、大けがをした。

▼「傘傾(かし)げ・肩引き・腰浮かし」。狭い道ですれ違うときは、傘を外側に傾けて雨露を相手に掛けまいと気遣い、肩を引いて体を斜めにして歩く。席が混んだら腰を上げ、詰め合って座る...。相手をおもんばかる「江戸しぐさ」の伝統はどこへ消えたのだろう。

▼ぶつかる側の身勝手さや注意力不足に腹も立つが、どんな結果を招くかについての想像力が欠けているのが嘆かわしい。「江戸しぐさ」はエチケットというばかりでなく、他人との無用のトラブルを避ける生活の知恵でもあったことを忘れたくない。(以下略)」

▽歩きながらメールや携帯電話をしている人をよく見かけます。大きな声で自分のプライベートな生活を公開しているのも困るが、回りに注意が向かず、危険で無防備な状態になっています。

自分の「しぐさ」「振る舞い」について振り返ってみませんか。

2.学校北側の道路工事について

学校北側の都市計画道路の工事が進んでいます。先日、市役所・区画整理室の担当者が来られ、PTA関係者同席のもとで、説明がありました。

学校・PTAとしては、子どもたちの通学路との関係で、高架下の利用計画に強い関心を持っていますが、概略は次の通りです。

▼高架下には、東から順に、「車道」「バスの待機所」「乗務員用トイレ」「駐輪場」、そして「歩道(通学路)」を設置する。歩道は2メートル幅の計画ですが、学校・PTAとしては4メートルに拡げてもらうことを要望しました。また、歩道には車止めを設置すること。

▼高架道路を挟む側道は、北側は東行きの、南側は西行きの一方通行道路になる予定。その2つの側道を渡るための横断歩道を設置するよう要望。

▼また、南北2つの側道に、子どもたちの通行用に幅2メートルの路側帯の白線を引いてもらうことを要望。

▼道路の開通後は関西スーパーから南下してくる道路に信号が設置されますので、上の件とは別に、南下してくる道路に路側帯の白線を引いてもらうよう、学校・PTAから教育委員会を通じて公安委員会に依頼します。

▼高架下の整備工事は2〜3月ごろ、都市計画道路は8月末頃の開通予定。それまでは、今のまま仮通学路を利用します。

3.2月行事予定

4日 水学校評議員会
5日 木図工展(〜7日日 体育館)
6日 金PTA運営委員会
7日 土授業参観(2校時−4〜6年 3校時−1〜3年)
9日 月代休
10日 火月曜日の時間割
11日 水建国記念の日
12日 木全校朝礼
13日 金登校指導
16日 月安全点検日 心肺蘇生 ピカピカ週間
21日 土市内家庭科展(伊丹ホール)
26日 木6年お別れ遠足
27日 金新入生一日入学

4.お知らせ

@家庭教育研修会(鴻小だより40号)

A事務職員・西谷みゆきさんが26日、2ヶ月間の療養休暇から仕事に復帰しました。

この間は竹安真由美さんにお世話になりました。ありがとうございました。


この文書に対する、感想、意見、各種問い合わせ

【地域生活を考えよーかい】
トップページへ戻る