地域生活を考えよーかい

地域生活を考えよーかい

鴻小だより 第33号

発行日:2003年11月11日
発行:伊丹市立鴻池小学校校長
溝淵 裕一 メール
文責:鴻池小学校PTA会長
李 国本 修慈


1.美しい心・江戸しぐさ

−全校朝礼の話から−
▼11月8日は立冬。暦の上ではもう 冬です。この季節は意外と雨が多いものです。

 先日、雨の日に神戸に出かけました。駅の階段を上っているとき、前の人の持っている傘が、危なく先生のお腹に刺さりそうになりました。傘を急に脇の下にはさんだからです。

▼皆さんも、気が付かないうちに、似たようなことをしていませんか。押し開きのドアを離して後の人がぶつかる、廊下や道いっぱいになって歩いて対向してくる人とぶつかる、狭いところで傘がぶるかるなど。

▼江戸時代の人は、狭い路地では傘をお互いにかしげて通った。これは「傘かしげ」と言って「江戸しぐさ」の一つです。お互いに気をつけたいことを自然に身につけていたんですね。

▼何でもない動作の中に、相手を思いやる気持ちが表れるものです。人の心は人と人の関係の中で動作として表れます。ちょっとした行動からその人の心が見えます。

 美しい心、美しい動作に気をつけ、美しい生活をおくりましょう。

2.今週の表彰(11/6)

3.赤い羽根募金の結果

10月21日(火)〜24日(金)の4日間に、児童会が行った「赤い羽根募金」の結果、18,749円集まりました。

 先日、伊丹市社会福祉協議会を通じて、伊丹市共同募金委員会に届けました。ご協力ありがとうございました。

4.学年の花壇では・・・

 校門を入ったところに花壇があります。この花壇や植木鉢を利用して、学年・学級でさまざまな花や野菜を栽培し、授業などに利用しています。

▼去年は、1年生がビオラの種を蒔いたところ、スズメがやってきてみんな食べられてしまい、技能員さんにネットを設置してもらったこともありました。

▼1年生
 1学期には一人一鉢の朝顔を育て、来年の1年生にプレゼントすべく種を収穫し、枯れたツルはドングリなど秋の実を配してリースを作りました。今は一人一鉢のチューリップを育てています。

 花壇の方は、夏にトマト・ピーマン・ナス・キュウリなどが取れ、一部は子どもたちが家に持って帰り、サラダバーを作ったクラスもありました。今はキヌサヤの芽が出ているところです。

▼2年生
 5月頃に植えたサツマイモを約70コ収穫しました。今、各クラスの教室に置いています。取れたサツマイモを図工の授業で描いているクラスもあります。今後、ヤキイモパーティーを開き、みんなで楽しもうと考えています。

▼3年生
 保護者からいただいた綿は無事に花が咲き、現在は実がはじけ、白い綿の実が見えます。同じくオジギソウも成長し、毎朝オジギソウに必ず触れて登校する子どももいます。

 今はマリーゴールドが満開です。先日、ホウセンカの後に二十日大根を植えたところです。

▼4年生
 ヘチマを植えて、10月に3本取れました。現在はヒョウタンを植えていますが、ツル枯れを心配しています。次は大根を植える予定です。「おでんパーティーができたらいいな」と先生は言っています。

▼5年生
 ウサギ小屋の側にカボチャを植え、成長の過程を観察、また、花壇ではインゲン豆を植え、発芽の様子を観察するとともに、両方とも収穫しました。取れたカボチャとインゲン豆は、先生が調理して給食と一緒に食べました。インゲン豆を家に持ち帰った人もいたと思います。現在は休耕田状態ですが、6年生に向けてジャガイモを植える予定です。

▼6年生
 ジャガイモを収穫し、家庭科の授業で調理実習に使い、全員で食べて楽しみました。現在はほうれん草と二十日大根を植えたところです。

5.不審者に注意

11月8日(土)夕方、南畑バス停付近を自転車で通りかかった中学生が、えんじ色のオデッセイに乗った男に、ナイフで突かれそうになる事件がありました。すぐ逃げたので被害はなかったのですが、ご注意下さい。


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