地域生活を考えよーかい

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鴻小だより 第32号

発行日:2003年11月5日
発行:伊丹市立鴻池小学校校長
溝淵 裕一 メール
文責:鴻池小学校PTA会長
李 国本 修慈


1.学校の創立記念日(11/28)

 11月28日(木)は本校の23回目の創立記念日です。この日は子どもたちは休みになります。

 本校は昭和56年4月、荻野小・天神川小・桜台小の過密対策として、市内第17番目(最後)に開校し、岡田博初代校長のもと、1年〜4年生550名、職員20名でスタートしました。その年の11月28日に開校記念式典が行われたのを機に創立記念日が制定されました。

 この地には「玉田池」があり、埋め立てて本校が造られました。当時の地域や建設工事の様子は、体育館に上がる階段に写真で掲示されています。

 校歌は昭和56年10月10日制定、作詞は矢埜與一氏(当時の伊丹市長)、作曲は川澄健一氏です。 校章(右上のカット)は、学校・家庭・地域社会の和を3つの円で表し、中央に学校名の鴻池に因み、「コウノトリ」をデザインしています。

 開校当時、話題となったガーデンプールやランチルームは鴻池小学校の宝物で、地域の人たちにも親しまれています。

 また、平成11年に「天神川にホタルを飛ばそう会」も行われ、現在でも天神川・天王寺川にホタルが見られます。

 その後、校舎も徐々に整備され、昭和60年4月には18学級児童数723名になりましたが、以後の児童数は減少の道をたどり、平成12年4月には12学級・384人まで減りました。

 平成2年度には10周年記念式典を行い築山を寄贈していただき、平成12年度には20周年の記念式典でビオトープを寄贈していただきました。

 最初の卒業生は31才〜32才になり、この間の卒業生は1,800名を越え、歴代の教員・職員も150名を越えています。

 現在は16学級で児童数520名あまりですが、ここ数年児童数は増加傾向で、来年4月には560名くらいになるものと予想しています。

 鴻池小学校のますますの発展のため、皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。

2.給食の話

 子どもたちは学校で、給食を1年間に何回食べているか知っていますか。年間180回(1年生は173回)です。子どもたちが登校するのが約200日ですから、ほぼ毎日ですね。

 1食あたりの保護者負担は220円です。伊丹市全体では大変な人数ですから、約5億円になります。このお金は全て食材費に使われています。

 先日、子どもたちの食事風景を見てきました。
 まず気が付いたのは、箸の持ち方です。正しく使っている子は数えるほど。ほとんどの子は箸を握っています。

 食べ方ですが、肉ダンゴなどは箸で突き刺して食べる、パンを鳥が突くように食べる、食べ残しや食器にご飯つぶが残っていても平気、食べながら立ち歩く、ストローで遊ぶ、食器を返すときに投げるようにする・・・。

 気になることばかりです。豊かな現代の日本に育った子どもたちですね。

 「いただきます」とは、食材となってくれた動物や植物の命をいただくこと、感謝して食べて欲しいものです。また、「ごちそうさま」もきちんと言えていますか。ご家庭でもよろしくお願いします。

 先日の「給食だより」から。
 給食担当者会で決めている今年の目標は「食を楽しもう」で、「日本の郷土料理めぐり」を企画しています。10月には沖縄の郷土料理「ソーキ汁」(ブタの骨付きバラ肉料理)、「サーターアンダギー」(砂
糖天ぷらのドーナッツ)、「ゴーヤチャンプルー」(ゴーヤの炒め物)が出ました。

 11月には九州、12月には四国の郷土料理が予定されおり、日本を南から北へ進んでいきます。最終は北海道の郷土料理です。どんな料理が登場するのか、お楽しみに。

 年間180日の給食のうち、転地学習や自然学校などの行事の日、学級閉鎖や台風などの臨時休校の日には、給食は食べられません。そこで、こんな日には「代替給食」が実施されます。

 昨年まではパンとジュースに決まっていましたが、賞味期限が短いことや夏場の衛生管理の問題などがあり、今年は「味付けのり」「ジュース」「ドレッシング」などから選んでいます。さらに来年度に向けて担当者会で検討中です。

3.図工美術展

 11月7日(金)〜12日(水)まで、伊丹市幼・小・中・養護学校図工美術展が、中央公民館大ホールギャラリーで開かれます。

 本校からは1年から6年まで、20人の作品が展示されています。時間あれば見に行ってあげて下さい。

 10日(月)は休館日、時間は9時〜16時まで(最終日は14時)です。


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