地域生活を考えよーかい

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鴻小だより 第24号

発行日:2003年9月16日
発行:伊丹市立鴻池小学校校長
溝淵 裕一 メール
文責:鴻池小学校PTA会長
李 国本 修慈


1.多世代交流「ふれあい清掃」

 ここ2〜3日、朝夕は寒く感じられるほど、急に秋めいてきました。
 13日(土)の多世代交流「ふれあい清掃」は、台風14号の影響で前日から天気がはっきりせず、ヒヤヒヤしていましたが、無事実施できました。ありがとうございました。

 当日は、PTA・保護者・児童、地区社協の会員、スポーツクラブ21鴻池のメンバー、職員など約350名の参加がありました。

 8時50分の集合前から、玄関前の植木の剪定を始める本職の方々、グランドで草刈り機を動かす会長さんの姿がありました。

 集合時刻が近づくに連れて徐々に人が増えてきます。バスケットコートに集まった保護者やおじいさん・おばあさんなど、大人は三々五々集まって楽しそうに話をしていますが、子どもたちもなぜか嬉しそうに走り回っています。

 どこかお祭りの雰囲気に似ています。

 今回の清掃活動を通して、@大人が持つ生活の知恵や技術を子どもたちに伝え、A一緒に活動する中で知り合う、ふれあっていただくことができれば、とあいさつしました。

 本校教諭の説明の後、地区別に分かれて清掃していただきました。

 作業は、植木の剪定や枝刈り、植込みの草引きとゴミ拾い、校庭の草引き、溝掃除など。

 玄関回りの植込みは、昨年に引き続いて思い切って剪定をしていただきました。おかげさまでずいぶん明るく感じられます。

 西門を出た所の垣もきれいに揃えられました。校庭では、遊具やビオトープの回り、バスケットコートやプールの周辺など、すっきりして、今日も子どもたちが気持ちよく運動会の練習に励んでいます。

 最後に、雪印乳業関西チーズ工場からいただいたジュースを飲んで、約1時間30分の作業を終えました。

 皆さまのご協力ありがとうございました。今後とも鴻池小学校へのご協力をお願いします。

2.昆虫館特別展に河上教頭の標本

 プロ野球セントラル・リーグは、阪神タイガースの18年ぶりの優勝で、盛り上がっています。

 これに合わせて、伊丹市昆虫館でも虎にちなんだ名前や模様を持つ昆虫の標本を集めた特別展「トラ・とら・虎」が始まっています。

 展示では「模様がトラ」「名前がトラ」「トラに縁がある」の3グループに分けて、チョウやカミキリムシ、テントウムシなど9カ国・40種・100点の標本が展示されています。

 この特別展には、本校の河上教頭先生が企画段階から加わり、先生自身も阪神の選手の名前が入った「ヤノトラカミキリ」と「アカホシテントウ」の標本を提供しています。

 河上先生は、昆虫館のフィールドスクール専門委員を引き受けており、虫や植物に詳しく、日頃から時間を見つけては採集に出かけています。今回はその成果が発揮されました。

 ちなみに、本校の國村先生も昆虫館の研究企画開発委員を引き受けています。この特別展は10月下旬まで。

 また、小学生の「夏休み理科自由研究発表展」が伊丹市総合教育センターで展示されています。本校の児童の作品も出品されています。詳しくは後日紹介します。こちらは9月18日(木)まで。

3.運動会のスローガン

 児童会が募集した運動会のスローガンが決まりました。

 汗 なみだ かがやけ もえろ運動会 また、先日、児童会各委員会の役割分担も決まり、いちだんと運動会への雰囲気が盛り上がっています。

 また、「運動会当日のトイレが混雑する」というメールをいただきました。 そこで今年は、ランチルーム横のトイレに加えて、プール奥のトイレ(男女別)、東門を入ってずっと奥にある体育館下の施設開放用のトイレ(こちらは男女共用)も開放することにしました。いずれも土足でご利用いただけます。

4.チャドクガ・イラガに注意

 今年はチャドクガやイラガが大量発生しています。学校では9月上旬に環境クリーンセンターに薬剤散布をしていただきましたが、ここしばらくまた増えているようです。

 チャドクガはサザンカや椿の木に付きますが、イラガはどんな木にも付きます。幸い学校では今のところ被害の報告はありませんが、刺されるとと猛烈にかゆくなります。虫取りなどに出かけるときは注意してください。

 「刺された」と思った場合は、かかないで石けんでよく洗うこと。ひどい場合はお医者さんにかかってください。そのまま風呂に入ると家族に広がるおそれもあります。


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