地域生活を考えよーかい

地域生活を考えよーかい

鴻小だより 第16号

発行日:2003年6月12日
発行:伊丹市立鴻池小学校校長
溝淵 裕一 メール
文責:鴻池小学校PTA会長
李 国本 修慈


1.転地学習・4年生

 6月3日・4日の2日間、4年生は83名は、三田野外活動センターで転地学習を行いました。

 8時30分学校集合で9時に出発。10時30分過ぎには野外活動センターに到着しました。開校式のあと、さっそく学級活動(スタンツの練習)。昼食の後は宿舎に入りました。

 午後の最初はオリエンテーリング。施設の周りの川や丘を巡りました。

 3時半からは飯盒炊さん。火をおこし、ご飯を炊きます。おかずのカレーはレトルト食品を使いました。前もって練習した成果もあってとても上手に炊けました。なかには燃えやすい薪を拾って来る子もいました。

 この時の片づけは、係活動がしっかりでき、また、自ら進んでゴミ拾いをしてくれる人もいました。うれしい報告です。

 その一方で、食事している人のテーブルの上を土足で歩く人もいたとか。

 7時からはキャンプファイヤー。クラスで考えた歌やダンスの出し物を楽しみました。この時、学校から応援に行った先生の出し物「ウボイ族の踊り」が大人気。翌朝にもこの歌を歌っていた子がいたとか。

 キャンプファイヤーからの帰りは、肝だめし。先生のこわいお話を聞いた後宿舎に戻ります。脅かし役の子の方が「いつみんなが来るか分からないので待っているのが怖かった」とか。

 夜はみんな興奮しているのか、なかなか寝静まりません。

 第2日目は6時起床。朝の集い、朝食の後、「チャレンジコーナー」。グループに分かれて、虫さがし・つり・草花遊び・探検などを楽しみました。

 その後、昼食・閉校式のあと、学校に無事帰ってきました。

 今回の転地学習を通して、係活動や素早い集合ができるようになったことなどの成果がありました。

 その一方で、マナーの悪い子、集団で行動しているのに「私が」「僕が」と言って個人的に構って欲しい態度を見せる子も見られました。

 誉めて励ましながら、しっかりと教えていかなければならないことを確認しました。

2.鴻池の自然(1)

 −プールでヤゴ取り(1年〜3年)− 梅雨入りしたと思ったら、もうすぐプールの季節。20日はプール開きです。

 今週前半の3日間、1年生から3年生はプールでヤゴ取りをしました。なかには足を滑らせてずぶぬれになった子もいました。

 学校では、前年8月にプールの使用が終わると、以後は、水の浄化や塩素の投薬をしていません。

 毎年9月になると、プールの終了を待ちかねたように、アカトンボやギンヤンマが産卵にやってきます。

 昨年は、ギンヤンマが産卵しやすいように、束ねた草の茎を水に浮かべておきました。そのためか、今年は例年になくギンヤンマのヤゴがたくさんいました。ギンヤンマの他にもタイリクアカネもたくさんいました。

 タイリクアカネは成虫になるとどこか遠くに飛んでいくため、成虫はめったに見つかりません。

 ヤゴ取りでは、他にもアメンボ・マツマモムシ・コミズムシなどもたくさん取れました。

 1年生では、月曜日に取ったヤゴが火曜日にはトンボになり、元気に飛んで行きました。ヤゴは自分が成長するために、仲間のヤゴを食べていくんですね。自然の摂理とは言え、厳しいものです。

 子どもたちはこうして生命について学んでいくんですね。

3.今週の表彰(6/12)

○歯科保健図画ポスターコンクール
1−1 [省略] 佳作
1−2 [省略] 佳作
1−3 [省略] 佳作
○わんぱく相撲伊丹場所
1−1 [省略] 優勝
2−3 [省略] 準優勝
3−1 [省略] 優勝

*本日12日、今年度初めての全校朝礼を行いました。朝礼では各種の表彰をしています。学校を通じて参加したコンクールや大会などの入賞の他にも、本校の児童が学校外の活動などで良い成績をを修めたものを表彰しています。

4.赤十字募金・児童会

 5月28日から30日まで児童会が行った赤十字募金の結果、21,655円が寄せられました。先日銀行から振り込みました。

 ありがとうございました。


この文書に対する、感想、意見、各種問い合わせ

【地域生活を考えよーかい】
トップページへ戻る