地域生活を考えよーかい

地域生活を考えよーかい

鴻小だより 第11号

発行日:2003年5月27日
発行:伊丹市立鴻池小学校校長
溝淵 裕一 メール
文責:鴻池小学校PTA会長
李 国本 修慈


1.自然学校(後半)・5年生

 21日(水)夕方は「きもだめし」。

本館横の広場から、真っ暗な道をグループで進みます。先生からは前もって「何も出ません」といっておいたのに、出発前から泣いているグループが4つ、ゴールに到着して泣き出すグループがたくさんあったとか。

 第4日の午前は陶芸教室。講師を招いて粘土で湯飲み・花瓶・灰皿・壺などを作りました。今回は「壺づくり」の方法を採ったためか、良い作品が多くできたとお褒めの言葉をいただきました。1ヶ月後には作品が届きます。今から楽しみです。

 午後からは魚つかみ。川でアマゴを手づかみします。初めて魚を手で触った子もいて、キャーキャー叫びながら楽しんでいました。このアマゴは夕方のバーベキューの食材になりました。

 夕方のバーベキューでは、アマゴの他に肉や野菜などを焼きました。片づけの飯盒洗いも含めて2回目。手際よくできたと誉めていただきました。

 第5日、金曜日のメイン行事は「キャンプファイヤー」。朝からスタンツの練習。その合間を見つけて、午後は水鉄砲を完成させ、水辺で遊びました。

 子どもたちが楽しみにし、熱心に練習に取り組んだ成果もあって、夜のキャンプファイヤーでは、ダンス、クイズなどを思いきり楽しみました。中には漫才を披露したグループもあったとか。

 この日は自然学校終了前夜。キャンプファイヤーのあと、ロッジ前では、リーダーと別れを惜しみ、涙を流す子が多かったそうです(男の子も)。子どもたちはこうして良い思い出を作り、成長していくんですね。

 いよいよ最終日。朝からお世話になった施設の大掃除や片づけをして、10時から閉校式。11時半過ぎには学校に無事到着しました。

 学校で解散する前にリーダーと記念撮影する姿が見られました。

 リーダーの話では、「出発前と比べて、他の人の話を静かに聞けるようになった」とのこと。一回り成長したんですね。この成果を今後の学校生活に生かして下さい。

2.メールをいただきました(5)

 最近気になること(1年保護者)

 入学してはや1ヶ月がたち、親も子も毎日の生活にだいぶ慣れてまいりました。お友だちも少しずつ増え、頼もしい限りです。

 主人とも話したことですが、子どもたちが相手の名前を苗字で呼び捨てにしているのをよく見かけます。男の子はおろか、女の子も・・・。

 学校では言葉遣いの指導は特にされているのでしょうか。「○○君」「○○さん」と呼ぶほうが、呼ぶ方・呼ばれる方とも気持ちがいいのではないかなと思います。

 ある先生の感想

 授業中や少し改まった時、先生に言う時などは「○○君」「○○さん」と言っています。遊び時間に「君・さん」で呼ぶとかえって窮屈になると思います。

 ただ、自分が小さい頃、学級で乱暴な言葉が流行ったとき、「さん」をつけたら、乱暴な言葉が減ったことはあります。

 1年生の先生

 1年生では男の子にも女の子にも「〜さん」の呼び方で指導しています。学校生活に慣れてくるに従って言葉も乱れてきているのでしょうね。業間の友だちどおしの会話には時々ドキッとする場面に出会います。落ち着いてから指導しているのが現状です。いただいたご指摘を生かすべく、担任4人で話し合いました。ありがとうございました。

3.トライやる・ウィーク

 今週1週間、天王寺川中学校の2年生3名が、トライやる・ウィークで本校に来ています。3名を紹介します。

○志望の理由

 鴻池小学校を希望した理由は、今までにみんなをまとめること、理解しやすい話し方の難しさを知り、先生たちはなぜうまくできるのだろうと思ったからです。それから、アルバイトではできない仕事をやりたかったからです。

4.ミニ・ニュース

@ 先週の4日間、3年生は「校区探検」に出かけました。鴻池小学校の校区を東西南北に分け、地域の様子を比べます。

 子どもたちだけのグループで行動するので、交通安全のため、のべ36人の保護者にポイントに立っていただきました。ありがとうございました。

A 昨日のこと。雨の合間、校門前に一人の男性がやってきて、車が通っていないのを見計らうとやおら軍手をはめ、校門のバラを一輪切り取って立ち去ったそうです。

 幼稚園も時々被害に遭うそうですが、心ないことをする人がいるものですね。

 そう言えば、学校の北側の道にゴミを捨てていく人が後を絶ちません。どうなっているんでしょうね。


この文書に対する、感想、意見、各種問い合わせ

【地域生活を考えよーかい】
トップページへ戻る