地域生活を考えよーかい

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鴻小だより 第5号

発行日:2003年4月28日
発行:伊丹市立鴻池小学校校長
溝淵 裕一 メール
文責:鴻池小学校PTA会長
李 国本 修慈


1.土曜日は何してる?

 週5日制になって2年目、休みになった土曜日には何をしていますか。本校でも毎月調査していますが、4月19日分について見てみましょう。(左は低学年、右は高学年の回答、数字は%)

午前中は誰と過ごしましたか。

午前中はどこで過ごしましたか。

 どのようなことをしましたか。

 文部科学省の調査では、児童の7割が「毎週土曜日が休みになって良かった」、保護者の5割が「子どもが友達と遊ぶことが増えた」と回答。「家族と話したり外出したりする」という児童も増えた。

 一方、「することがなくてつまらないと思うことがある」という児童が3〜4割あり、こうした子どもほどテレビやゲームに時間を費やしている。

 本校の子どもたちの回答を見て、どんなことを感じますか。Aの「学校で」の高学年12%は、野球やサッカークラブに参加しているようです。

 調査をまとめている教頭先生の話では、「天気」「スポーツクラブ21鴻池の実施種目」などによって、回答が大きく変化するとのこと。スポーツクラブや地域などで魅力ある活動が用意されているときは参加者が多くなります。ちなみに、4月19日は小雨模様でした。

2.メールをいただきました(3)

 PTA委員のこと(4年・保護者)

 迷惑駐車の件、「鴻小だより」に載せていただき感謝しております。あれから車は2台とも止まっていません。

 私も「鴻小だより」のファンで、学校に興味が持てるようになりました。自分が委員をするまでは、学校は子どもが通う所で、保護者がそうそう足を踏み入れることはできない、と思っていました。校長先生もはるか雲の上の存在だと思っていました。でも、委員をしてみて、親が子を思う気持ち=先生が生徒を思う気持ちは同じだということがわかりました。

 4年前、上の子が入学した時のこと、荻野地区には街灯がなく、我が子を「児童くらぶ」に通わせていて、冬の5時がどれだけ暗かったことか。それを当時のPTAに相談したことがあったのですが、「街灯は学校関係外やから・・・」という返事が返ってきました。「通学路のことで困っているのにどうして」と一人悩みました。学校やPTAがだめなら自分で動こう、そうするしか方法はないと思ったのです。

 でも、昨年1年間、委員をさせていただいて、学校やPTAがこんなにすぐに対応していただけることが、身をもってわかりました。この1年間とても勉強になりました。

 鴻池小学校の保護者の方には、まず学校に言ってみるということを知って頂きたいと思っています。

3.学校の朝

 鴻池小学校の朝は、8時25分の予鈴に続いて8時30分から始まります。

 毎週火・水・金の3日間は「学習タイム」。国語・算数のドリルを使って、漢字や計算などの基礎的な内容を復習しています。先生が付きますが、子どもたちはきちんと勉強しています。

 月・木は職員打合せ。その間、先生はいませんが、子どもたちは「朝の会」をしています。児童会からの連絡をしたり、思い思いに学習したりしています。1年生はまだまだ自分たちだけで過ごせないので、担任の先生が付いています。

 そして、毎月1回、木曜日に「朝礼」を行います。「学校朝礼」の場合は、校長の話と諸連絡が主な内容ですが、「児童朝礼」の場合は、児童会からの連絡があります。

 各種の表彰もこの時に行います。

 表彰の対象は、本校の子どもたちが学校を通して応募した大会やコンクールの入賞が原則ですが、その他にも、学校外の大会などで個人的に良い成績を残したものも表彰する場合があります。

 いずれにしても、本校の子どもたちの活躍した記録は、「鴻小だより」で紹介していきたいと思いますので、お知らせ下さい。

 8時45分、1時間目の授業が始まります。元気に学習に励みましょう。


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