第1回ラーの会(重症心身障害児・者といわれる方々らと共に生きる会)
横浜大会 大会宣言
「誰もがあたりまえに暮らしていける地域・社会・国づくりを横浜から!」
今、わが国では、障害者の暮らしについての新たな法律や制度が改革的に検討され、いよいよその骨格が提言されようとしています。 私たち(支援者)が共に生き(生かされ)てきた、たいへん障害の重い(重症心身障害児・者といわれる)方々のこれからの暮らしはどうなっていくのでしょうか。
今、この時こそ私たちが常に実感しているその(重症心身障害児・者といわれる方々の)存在の価値に導かれ、より一層の地域生活展開をおし進め、築きあげ、この制度改革を本質化実態化していくことが必要となっているのではないでしょうか。
一人ひとり(重症心身障害児・者といわれる方々)は、何もできない人、保護のもとにある人などでは到底あろうはずがありません。 日々自己実現を目指し自分として自分らしく自分の人生を生きていこうとし続けている存在です。 一人ひとりが地域社会の関わりの中で一人の市民として生きていこうとすることから、地域社会の中で新たな創造的営みを展開してきたこと。 一人ひとりが地域社会の中に新たな価値観を生み出し本当に一人ひとりが大切にされる地域連帯のもとでの豊かさを湧きおこしていることを私たちは身を持って実感し続けてきました。
一人ひとりの存在価値のままに、地域生活展開と制度改革をおし進めていきましょう。
私たちの前で自身の暮らしを築き、一人ひとりの価値的物語を展開し、その人らしさを謳歌する一人ひとりのその立ち上がっていく主体は、厳然として暮らしを拓き続けてきましたし、これからもそうあり続けます。
間違いなくあるご本人さん(重症心身障害児・者といわれる一人ひとり)の存在価値と共に、私たち支援者というよりも共存者として共に立ち上がり、この機会にみんなで確認し繋がりあっていきましょう。
一人ひとりの存在こそが、地域・社会そしてこの国の希望です。 新たな共々の希望に向けて横浜から出発しましょう!
2011.8.27 横浜にて
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第1回ラーの会(重症心身障害児・者といわれる方々らと共に生きる会)横浜大会 発表資料 配布資料
発表資料 chi110828_1.pdf(Adobe Acrobat 文書:9.85MB)
配布資料 chi110828_2.pdf(Adobe Acrobat 文書:11KB)